寂しくなったらこうしよう

寂しくなったらこうしよう

だれでも寂しいと思う時がある 初めて一人暮らしをするときには、だれでも寂しいと思う時があるものです。それまでは親元で家族と共に暮らしていたのですから、それは当然のこと。兄弟が多かったり、2世帯住宅などで家族の人数が多かったりした人は特に、突然の静かな暮らしに戸惑うこともあるでしょう。誰もいない真っ暗な部屋に帰ることになかなか慣れないという人もいますし、普段は大丈夫だけどふとした拍子に無性に寂しく感じるという人もいます。寂しくなると、世界中で自分だけが一人ぼっちのような気がするものですが、実際にはワンルームマンションなどに住んでいるのならば隣の人も他のフロアの人もみんな一人でいるわけです。決して自分だけが一人でいるわけではないので、気分を切り替えて楽しく過ごすようにしてください。ここでは、一人暮らしの生活で寂しさを感じないようにするコツをいくつかご紹介します。

静けさを避ける

無音の部屋はどうしても自分が一人だということを感じさせてしまうので、静けさを避けることは寂しさを感じないためによく使われる方法です。テレビをつけたり音楽を流したりしておくと、比較的寂しくなりにくいのでおすすめ。朝起きてから夜寝るまで、部屋にいる時は常にテレビがついているという人もいます。DVDを借りてきて映画を見るのもいいですし、ドラマやお笑い番組などを見るのもいいでしょう。ただし、人によっては一緒に笑える人がいないことで余計寂しさを感じるということもあるようです。そういうタイプの人は番組を選んだほうがよいかもしれません。

部屋を暖めて美味しいものを食べる

不思議なもので、お腹が空いていたり寒かったりすると妙にマイナスな思考に陥ってしまうものです。冬場にお腹を空かせて歩いているときは何もかもが辛く感じたのに、温かい家に帰ってお腹いっぱい食べたらどうでもいいような気がした経験はありませんか?光熱費の削減は大切ですが、寂しいと感じた時にはしっかり部屋を暖めて、心を満たすような美味しいご飯たっぷり食べましょう。寂しがり屋だという自覚がある場合には、部屋のインテリアを暖色系にするのもおすすめ。温かみのある部屋の方が、寂しさを感じにくいと言われています。

「一人」を楽しむ

「一人」を楽しむ 一人暮らしをすると決まった時に、きっと自由に暮らせるというワクワク感を覚えたのではないでしょうか。一人で暮らすということは、親や兄弟などの干渉を受けることなく好きなように生活できるということです。もちろんその反面寂しいと思うこともあるでしょうが、逆に一人でいられることこそが一人暮らしの醍醐味なのです。インテリアや小物を自分好みのもので揃え、お風呂上りは気兼ねなくだらしない恰好で歩き回り、何もやる気が起こらない時には一日中布団でゴロゴロしたりスナック菓子をかじったりし続けるのも自由です。成人しているのならば、誰の目も気にせずにお酒を好きなだけ飲んでみたり、徹夜でゲームをしたりしていても何も言われることはありません。そんな自由な生活ができるのは一人暮らしだからこそ。結婚したらパートナーとの生活になりますし、子どもが生まれたら子ども中心の生活になって自分のためだけに何かをするということはどんどん少なくなっていきます。今しかできない一人暮らしの楽しさをぜひ満喫してほしいものです。

暇を作らない

ふっと寂しくなるのは、たいてい時間が空いて手持無沙汰になったときです。やることがないとどうしてもいろいろ考えてしまって、寂しく感じてしまいがち。寂しさを感じないためには、できるだけ予定を入れたり体を動かしたりして暇を作らないようにしましょう。たとえば週に3~4回アルバイトに行って、それ以外の日は家の掃除や片づけ、その合間に学校の課題などをしていると、嫌でも暇はなくなります。友達と遊びに行くこともあるでしょうし、録画したテレビ番組も見たいでしょう。やることがたくさんあって、常に追われているように感じるのが嫌だという人もいますが、少なくともそのほうが寂しさは感じにくくなります。

人を呼ぶ

人を呼ぶ それでも寂しくなってしまったら、思い切って誰かに来てもらいましょう。サークルの友達でもいいですし、アルバイト仲間でもOKです。気の合う友達を見つけて、いつでも行き来できるようにしておくのもいいものです。ただし、友人だと思っても異性の友達を個人的に呼ぶのは思わせぶりだったり誤解を招いたりするので、恋人以外の異性とは2人きりにならないほうが無難です。何人かの仲間で鍋パーティなどをするのならばもちろんかまいませんので、楽しく過ごしましょう。ただし、あまり人を招きすぎて溜り場のようになってしまっても困りますので、回数はほどほどにして、相手も選ぶようにしたほうがいいかもしれません。