引越しをしよう

引越しをしよう

新居が決まって、通う学校の入学が近づいたら、いよいよ引越しです。実家から新居までの距離や荷物の量などによって引越しの方法も違ってくるので、どんな方法で引越しをするかはよく考えて行うようにしましょう。引越しというと、とりあえず引っ越し業者に連絡と思うかもしれませんが、荷物の量によっては自分で引越しすることも十分可能です。

自分で引越し

自分で引越し 学生が初めて一人暮らしをする場合、家電や家具などは新しいものを揃えてしまうということも少なくありません。その場合、実家から持ち出すのは衣類や勉強道具、雑貨類などが中心になりますので、そういった時には自分で引越しをするという方法もあります。つまり、運ぶ荷物がダンボールに入るものばかりならば、車に積んで運んでしまうことも十分可能ですし、宅急便で送れば新居の玄関先まで運んでくれるので全く問題ないわけです。新しく購入する家具や家電は直接新居に配達してもらい、実家からダンボールで衣類などを送ってそれで引越し完了という人も少なくありません。ただし、実家にある家具などを持ち込みたい場合や、荷物がかなり多い場合、テレビやパソコンなどの機器類を持ち込みたい場合には専用の運送業者などを利用する必要があるので、やや割高になります。とはいえ、引っ越し業者に依頼するよりは安くなる場合もあるので、まずは自分と家族、もしくは友人にお願いするなどして自分で引越しできないか考えてみましょう。

引越し業者に依頼

1.見積もりをとろう

自分での引越しが難しそうな場合は、引っ越し業者に依頼してしまいます。引っ越し業者に依頼する場合には、できるだけインターネットや口コミなどで情報を集めてから依頼するようにしましょう。一括で各社に見積もり依頼ができるサイトもあるので、そうしたところを利用する方法もあります。実際に見積もりを依頼して家に来てもらうと、営業が強引だったりお土産をくれたりして断りづらくなる場合も多いので、よほど断る自信がある人でなければ事前に情報を集めて自分がお願いしたいと思った順に見積もりをしてもらうようにしましょう。実際、何社かに見積もりしてもらうつもりだったけど、営業に押し切られて1社目で決めてしまったという人も少なくありません。学生が一人暮らしをスタートするために引越しが重なる2月3月は、特に引越しの多いシーズンなので、希望の日に予約が取れなかったり割高になったりする可能性もあります。引越しが決まったら、1~2ヵ月前には引っ越し業者に依頼を済ませるようにしましょう。

2.荷物の準備をしよう

自分で引越し 引越し業者に依頼をする場合には、各社いろいろな引っ越しパックを扱っており、梱包から開梱まですべて業者が行ってくれるお任せラクラクパックもあれば、荷物は自分で箱詰めしておいて、運ぶだけ運んでもらうパックもあります。当然手間がかからない方法はそれだけ費用が高くなるので、引越しの費用を抑えたい場合にはできるだけ自分でできることは自分で行う必要があります。自分で梱包を行う場合、引越し業者が事前にダンボールを持ってきてくれるので、当日までに荷物を詰めておきましょう。ダンボールの外側に何が入っているのかを書いておくと、新居で荷物の整理をするときに便利です。壊れる可能性のあるものは衣類でくるみ、割れ物の表記をしておきます。引越しの荷造りは1日で終わらせるは大変なので、使わないものから徐々に箱詰めしていくと楽です。また、貴重品などはダンボールに入れず、自分で運ぶようにしましょう。

3.新居の準備をしよう

新居の家具などを購入する場合には引越し前に買って搬入しておくと、引越しの荷物がないうちに設置できてスムーズです。特に収納家具は先に届いていると荷物の整理がしやすいですし、ベッドなどの大きな家具も荷物がない間に組み立てる方が簡単です。事前に新居の準備日を設けておいて、家具などはその日に届くようにしておき、掃除なども済ませておくとよいでしょう。カーテンがないと防犯上問題ですので、できれば準備の時につけるようにして、遅くとも引越し当日には真っ先に付けられるように用意しておきましょう。

4.引越し当日

引越し当日 引越し業者が到着するまでに、最後の荷物の梱包をしておきます。学生の引越しが重なる引越し繁忙期は特に、引越し業者の到着が1~2時間前後することも多いので、準備は早めに終わらせておくようにしましょう。引越し業者が到着したら、荷物の搬出を確認し、自分は車や電車などで新居に移動します。引越しのトラックで一緒に行くわけではないので、自分の交通手段も確保しておくようにしてください。新居で荷物が到着したら、荷物の搬入が行われます。基本的にはスタッフが搬入してくれるので、何をどこに置くかの指示だけ的確に行えれば問題ありません。引越しの作業が終わったら、部屋の床や壁、家具などに傷がついていないか、足らない荷物はないかを確認して、引越し業者のスタッフに引き取ってもらいます。